映画「コクリコ坂から」
吾朗監督勝負の2作目。良かったです。地味な作品だとおもいますが誠実な作りで、鑑賞後はいい映画を観たと思えました。あからさまなファンタジー的なものは一つもありませんが60年代の学園の雰囲気自体が既にファンタジー足りえるということかもしれません。僕にとっては明治の初めに建てられたカルチェラタン自体の表現が非常に興味深くて面白かったです。猥雑で混沌とした感じがよくでていました。学校というのはこういうのでないといけない。ここだけでも見る価値があったと思えました。そして手嶌葵嬢の歌声。やはり彼女が一声発すると空気が変わる素晴らしい歌声。ゲド戦記のときといい今回も劇中で歌声を聴けるというのは幸せでした。監督もよほど惚れ込んでいるのでしょうね。

もし興行的に結果を残せなかったとしても評価したいです。
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